第15章 松川・花巻
そうこう、している内に会社に着く。
疼く身体を抑えつつ会社に入る…
松川「ただいまー。」
及川「!!!!ちょーーーっ!!松川っ!!マッキーっ!!!うちの子になにしたのさっ!」
及川さんに、突然抱きしめられる…
花巻「俺はなんもしてませーん。」
及川「俺はってなんだっ!俺はってぇええ!」バッ
及川さんが勢い良く松川さんの方を、振り返る。
松川「ん?」
及川「ん?…じゃなーーいっ!この、ケダモノ野郎めっ!!うちの娘になにしたのっ!ほら!お父さんに言ってみなさいっ!!」
松川「ははっ(笑)お前がいつ宮本の父親になったっつーんだよっ!(笑)なんもしてねぇよ(笑)」
及川「ふんっ。!!あおいちゃんっ!!ごめんねっ、うちの獣達がっ。」
…男のニオイがする。
…??
あれ?でも松川でもない…
マッキー?でもない…
誰だ?
気の所為…??
(犯人:黒尾鉄朗くん。)
↓
黒尾「くしゅんっ!!」
社長「風邪でもひいたか?ニヤ」
黒尾「んー。誰かが俺の事噂してるみたいです。」
…
……
あおいside
身体が刺激を求めてる。
もどかしくて…でも、
恥ずかしくて…
顔を赤らめていると
…!
目が合った。
花巻「…。」フッ
花巻さんは、フッと笑うと暗黙の了解みたいに部屋を出ていく。
その後を追いかける私。
花巻さんは、エレベーターに乗り込む。
それに吸い込まれるように後を追う…
…
……
2人っきりのエレベーター。
ただそれだけなのに
鼓動が高まる。
…
7階。
会議室。
個室があるところ。
ヒト気がない。
花巻「ここ、すわって?」
花巻さんに言われた通りにソファーに座る。
花巻「ごめん。俺、優しくできないから。」
花巻さんはそう言うと
私の足に手をすべらせる。
『っ…/////』
花巻「ねぇ。黒尾にどうされたの?こう?」
花巻さんは、人差し指を中にいれて、様子を伺いこっちを見てる。
『っ、…は、はなまき、さん…///////』
花巻「ん?なに?」
『は、恥ずかしい…です…//』
花巻「今更何言ってんの?クスッ」
花巻さんは、指に力を入れてじわじわと攻める。