第1章 思
「失礼するなの~♪」
私は流星。
今日も幼なじみのところに来たなの!
「お。流星さん。今日も来てくれたんだね」
ニコッと彼は笑ってくれた。
「うん、優一。」
彼は剣城優一。
私の幼なじみで、激イケメン←
「あ。」
「ん?どうかした?」
「優一。また私のこと″さん″つけしたなの~!!」
「あ。ごめんっ…」
「全く~」
未だに私は″さん″なんて呼ばれてる…
12年間ぐらい一緒にいるのに
酷いなの………
「…優一は私のこと好きじゃないのかなぁ…ポソッ」
「え?なに?」
「別に………//」
こうやって私の気持ち
理解してくれないんだもん//
酷いよ~…
ま。天然だから仕方ないんだけど…
でも、少し位……
気づいて欲しいな~…