第3章 通学
神山君の話を長く聞いてた成果あっと言う間に夜中になっていて、寝るのが遅くなった。
そして、もう朝。
何でかわからないけど、私は男装しながら家でご飯を食べていた。その隣には高志君がいた。
「おばさんのご飯美味しいです」
「あら~!ありがとうっ!」
『』モグモグ
私は無言で食パンを食べてる
数十分後
「ご馳走様です」
『ご馳走様』
同時に食べ終わった。
高志君、私より先に食べてたのに食べ終わるの同時って..。ちゃんと、ゆっくり食べてるんだね
「それじゃあ、行こうか」
『うん..』
玄関に向かうと、高志君が扉を開けてくれた。私は、外に出た
『行ってきまーす』
「行ってきます」
「行ってらっしゃ~い!」
学校に向かい始めた
「此処から、凌華の時の性格になってくれないか?慣れておく為にね」
『わ、わかった..!』
『なぁ、高志。すごい緊張するぜ』
「大丈夫。校舎の中入れば緊張なんてすぐに解れるよ」
『お?何だ?そんなに解れる程面白い事あんのか?』
「まぁね。詳しくは、見てからのお楽しみ」
『お、おう..』
というか..恥ずかしい。高志君の前で普通に話すなんて..。取り乱さない様に頑張らないと。
歩いてる中、学校が見えた
「着いたよ。此処が都立クロマティ高校」
『!..へぇ。見た目は、普通の高校だな』
あれ、誰も歩いてないよ..?もう皆来たのか?..遅れて来てるの?どっち..
?!?!
私は、見てはいけないものを見たのかもしれない。何故なら、外国人が高校に向かっているのだから。
「」ドスドス
「!やぁ。フレディ、おはよう」
「..?」
その外国人はフレディと言う様だ。というか、普通に挨拶?!フレディって人、頷いてる..。
フレディさんは私を見てきた
『な、何だ..』
「!あぁ、紹介するね。この子は僕の従兄弟の村上凌華って言うんだよ。」
高志君、紹介有難う。
『僕の目の前にいる人は、フレディ。馬を買っているよ。でも今日は馬に乗ってきてないんだね』
『おう、宜しくな。フレディ』
馬に乗ってきてる..って駄目じゃない?でも、ここの高校なら良いのかな、
「」コクコク。
フレディさんは手を差し伸べてきた。
「握手したいんだね。凌華、フレディと握手しようか」
ま、まじ..?