• テキストサイズ

シャングリラ  【サイコパスR18】

第66章 星に願いを 前編













 ふいに、目が覚めた。どれぐらい眠っていたのかは、自分でも分からない。それよりも、ひどい汗。季節的にも、気温的にも、こんなに汗をかくなんて、おかしい。服の袖で、顔の汗を拭おうとしたところで、気が付いた。

「……、私……、泣いてる……?」
 気が付けば、私はなぜか泣いていた。

「しゅーせい、くん……?」

 時計を確認したけれど、もうあまり思い出せない。明け方の時刻だったような、そんな気がする。




/ 591ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp