第62章 暗転 後編
「っ、……はぁ……、ぁ……だ、ダメ……。そ、そこは……はぁ、ん……ッ!……!」
いつもと違う、ツルツルとした感触。いつもとは違う感触に、私は余計に感じてしまっているような気がする。秀星くんも、私の反応がいつもと違うのに気付いているようで、私が弱いところを触られて、声を上げてしまうのを、興奮した様子で見ている……と、思う……。
「ね。こうやってさ……、下着の上から触られるのと…。」
「ひゃぁ……っ!?」
秀星くんは、下着の上から、私の胸の、1番敏感な部分を撫でた。思わず大きな声を上げてしまう私。
「っ……!」
今度は、下着の隙間から手を入れられて、敏感なトコロを責めた。
「直(じか)に触られンの、どっちがいい……?」
「……、はぁ……、はぁ……。」
正直、秀星くんに触れられるのが久し振りで、私としてはそれだけでも、胸がいっぱいなのに、それに加えてのこの刺激で、私は頭が沸騰しそうになっている。
「ン……、はぁ……、はぁ……。……そ、んなの、わかんな……!」
「んじゃ、分かるまで試してみないとね……?」
秀星くんは胡坐をかいて、その上へ私を後ろ向きに座らせた。秀星くんの顔が、私の後頭部にある状態。秀星くんは、私の両方の胸へと手を伸ばした。でも、左手は下着の上へ、右手は下着の下へと手を滑り込ませた。そしてそのまま、敏感な部分を擦り始めた。
「……?何?……って、ひゃあん……!?……あンっ、ひゃうっ……!」
「右と左、どっちが気持ちいー?」
「ふぁ、……あぁ、ひうっ、……は、あふ……!」
もう、どうしていいかわからないぐらいに気持ちいい。秀星くんにこうやって触られてることが、1番気持ちいい……。
「ねー、どっち……?」
しばらくこんなころを続けられ、私はすっかり火照ってしまった。もう、ダメ……。秀星くんに、最後までされたい……。