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シャングリラ  【サイコパスR18】

第54章 ラヴァーズ・パニック Ⅱ


☆☆☆

「で?結局、秀星くんのキスマークって、どうやって付いたの?……まだ何にも分かんないし……。」
 悠里は、微妙に納得がいかないといったふうに、縢を見た。
「いや、それは、その……。」
 妙に答えを濁そうとする縢の様子は、一向に変わらない。
「まぁまぁ、この話にはまだ続きがあるの。最後まで聞けば分かるわ。」
 唐之杜は落ち着いた様子でそう言うが、その瞳には、微かに悪戯な輝きが宿っていた。







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