第41章 溺れる夜
「ちょ、……、気持ちは嬉しいけど……。そんなに躰くっつけられちゃうと、俺また……、したくなる……。」
秀星くんはそう言って、私のアソコに指を這わせた。
「ちょ、秀星くん……、だめ、ぁ……!」
「……うん?」
秀星くんは、私のアソコから指を離すと、その指をまじまじと見つめた。
「コレ、血……?」
「……。ハジメテだったから……。」
「……、そっか。」
「うん……。」
性欲も、コントロールされて、性行為もVRでするのが一般的なこの社会。……だから、私が処女だったことも、そう珍しいことじゃない……ハズ……。
「俺が、悠里ちゃんの、ハジメテの相手……。」
そんな風に言われると、恥ずかしいので、やめてほしい……。いや、ハジメテの相手は秀星くんがいいって願ったのは、他でも無い私自身だけど。
「なんか、スゲー嬉しい!悠里ちゃん、ありがと!」
お礼を言われるのも、少し不思議な気分だけど、いいや。
「ううん。私こそ、ハジメテが秀星くんで、嬉しい。幸せ。」
そう言って、私から秀星くんにキスをした。といっても、触れるだけのキス。秀星くんは、お返しと言わんばかりに、2回も私にキスをした。
「あ……、でも……、ベッド、血で汚れる……。秀星くん、ティッシュ、ある……?」
秀星くんは、むくりと身体を起こした。そして、次の瞬間には、私の両足を固定した。私のアソコが外気に晒されるだけじゃなくて、秀星くんの顔の真ん前に……!これは、いくら何でも、恥ずかし過ぎる!!
「ちょ、秀星くん……!?」
私の声なんて聞こえないかのように、秀星くんは私のアソコに、自身の顔を近づけてきた。
そしてそのまま、ぴちゃり、ぴちゃり、と音を立てて舐め始めた。
「ちょ、しゅ、……!?ひゃ、ひゃぁぁぁん!?」
秀星くんが、私のアソコを舐めてる……。そんな、やめて、恥ずかし過ぎる!
秀星くんの髪を掴もうとしたけど、快感に邪魔されて、思うように力が入らない。