第2章 輝く意味~原田左之助編~
「良く頑張ったな……。」
がくがくと震える操の身体を優しく抱き締めて擦ってやると、両腕を俺の首に巻き付けて縋り付いて来る。
「左之助さん……このまま続けて。」
掠れた声で強請る操が可愛い過ぎて、俺はそれに抗える訳が無かった。
「…分かった。」
俺の牡茎は下腹に届きそうな程反り立ち、痛いくらいに膨張している。
今からこれが操の中に入るのかと考えただけで、どくんと脈打って先走りが漏れ出した。
操の背中に手を添えてゆっくりと横たえてやると、少しだけ不安そうな目で俺を見上げている。
頬をそっと撫でながら
「お前の初めてが俺みたいな男で申し訳無いが…
俺ももう耐えられそうにねえ。」
そう囁くと、操は微笑んで首を振った。
「左之助さんが……いいんです。」
「操………」
どちらからともなく唇を合わせた。
俺の舌の動きに今度は操も応えて来る。
舌を激しく絡ませ合ったまま、操の膝裏を掴んで高く持ち上げた。
「あ……………」
これから始まる行為を想像したのか、操の身体がびくりと強張ったが俺は牡茎を秘裂に押し当てて宥めるように言った。
「力…抜け。……痛てえぞ。」
「……………はい。」
操の身体から少しだけ力が抜けたのを確認して、俺は一気に腰を沈めた。
「…………ああっっ……うっ」
さっきまでの行為で操の中は充分に潤ってはいたが、それでもかなり狭くて思うように進めない。
「…はっ……あ……はあ……」
辛そうに眉をしかめる操の顔を両手で包んで
「もう少しだ。……もう少し…我慢してくれっ…」
俺は力強くで牡茎を捩じ込んだ。
ぐじゅっ…と音がして俺と操の隙間が完全に埋まった。
「ほら……全部…入ったぜ。」
「………ん」
操の瞳からぽろぽろと涙が溢れ落ち、荒い呼吸を繰り返す。