第2章 輝く意味～原田左之助編～

乳房に這わせていた左手でその先端の突起を摘まみ、操の中にある右手の指はそこを押し拡げるようにばらばらと動かして操を追い込んでいく。

「あっ……う…んんっ………」

「良い声だな。もっと聞きてえ。」

指をもう一段深く挿し込み、二本の指で膣壁をぐいっと押し込むように擦ると

「ひあっっ………」

操は悲鳴のような声を上げて、腰をびくんっと跳ねさせる。

「……ここか？」

俺の指が執拗にその部分を責め続けると操の膝ががくがくと震え出して、苦しそうに俺の名を何度も呼んだ。

「左之助…さん………さ…左之……さ…」

「どうした？…達っちまいそうか？」

「わ……分からな…い……けど……怖い…」

ここに来て操は初めて『怖い』と口にした。

生まれて初めて経験する感覚に戸惑っているんだろう。

「大丈夫だ。安心して全部俺に委ねればいい。」

左手を操の顎に掛け、俺の方に振り向かせて唇を重ねた。

「んっ………ふ」

操の中がひくひくと痙攣しているのが俺の指に伝わって来る。

もう直ぐだな……。

膣壁を擦り上げるだけじゃなく上下に抽挿する動きも足してやると、掻き出された愛液が俺の手をとろとろと伝っていった。

「……左之助さん……も…もう…」

「ああ……達っちまえよ。」

「んんっ……く」

途端に操の背中が大きく仰け反り、中から吹き出した水分が畳に大きな染みを作った。