第7章 あとがき
無事に千景様と結ちゃんの結婚話もまとまって、ここまで書き上げた私がふと思ったのは……この流れで一番気の毒なのは結ちゃんが所属するお店の店主さんじゃね?(笑)
だってたった1人しかいない女性接客従業員を千景様が連れて行っちゃうんだもの。
でもまあ、千景様も「容易い事だ」と言っているように、風間家からしばらくは食うに困らないだけの身請け代が支払われる事でしょう。
そうなればこの店主さんも「もう、しゃーねーなぁ。行くんなら幸せになれよ。」と結ちゃんを送り出してくれると思います。
そして結ちゃんが嫁ぐ先で待ち受けているのは強面の天霧さん。
でもこちらも溜め息を吐きつつ、千景様が選んだ女性の魅力を認めて「風間を頼みます」なんて言いながら祝福してくれるでしょう。
きっと地獄耳の不知火さんも「これが風間の嫁かぁ」なんて、ニヤニヤしながら顔を出してくれそうだし(笑)
こんな感じで千景様と結ちゃんの薔薇色の未来を想像しつつ、最終章を完結させました。
いかがでしたか?
特に作者と同一嗜好の読者様、その旨の感想なんか聞かせて貰えたら……作者、喜びのあまりイッちゃいます(笑)