第7章 あとがき
第4章藤堂平助編について
この章については言わずもがな、とにかく平助くんに幸せになって貰いたかったんです!
だって私、1作目の~君ノ記憶~で平助くんにエライ事をさせてますんで(笑)
なのでこの章からは~君ノ記憶~と2作目~最愛~の設定を使おうと最初から決めていました。
平助くんの幸せを描く上で、平助くんが犯してしまった罪を昇華させてあげなくては…と思ったんですよね。
一応、~最愛~の中で有希ちゃんは平助くんを許してくれていますが、それは平助くんに伝わっていなかったので。
さあ、そこで平助くんのお相手を考えました。
私の中での平助くんのイメージは「弟キャラ」及び「同級生キャラ」だったので、それならば「同い年なんだけどしっかり者でお姉さんっぽい女の子」なら平助くんにお似合いかも…。
平助くんの世話を焼くとなれば……女中さんだよね。
~君ノ記憶~の後の話だから平助くんはもう御陵衛士になっているし……じゃあ御陵衛士の屯所に居る女中さんで!
せっかく(?)だから伊東さんの縁者だっていう付加価値も着けちゃえ!
はい、そうして出来上がったヒロインが志信ちゃんです。