第2章 新しい一歩
村「よし‼これで、1つ解決やな」
渋「1つ??」
村「まだ1つやん。まだまだ問題山積みやし」
渋「あぁ…」
横「次は、どうやって人を呼ぶかやな」
安「それやったら俺に任せてくれへん??」
横「何か思い付いてるんか??」
安「ぼんやりとは…」
渋「奇抜なんは止めてくれや」
安「ちゃんと相談するやん‼」
「あの…私はどうしたらいいですか??」
横「どうしたらいい??」
「スィーツ作るのはいいですけど、家でつくって持ってくるのか、ここで作るのかとか…」
村「ホンマやなぁ…横、どないするん??」
横「…せやなぁ…もし時間があるんやったら、ここで作ったりせぇへん??もちろん、自分の用事があるときは抜けてもらってかまへんし」
村「バイトってこと??」
横「バイトって大袈裟なことは言われへんのんやけど…」
村「材料ならたくさんあるし」
「…わかりました」
横「ほな、明日からよろしくな」
「よろしくお願いします」
安「えぇな~‼俺もここで働きたい‼」
渋「何してくれるん??」
安「接客??」
村「すばるや横で回らんほど客入ってへんし」
安「やったら‼お客さん来るように頑張ったら、バイトにしてくれる??」
横「せやなぁ。そうなったらええよ」
安「やったら、俺頑張るから‼…あ゛ぁ‼もうこんな時間やん‼」
渋「なんかあるんか??」
安「今日、バンドの助っ人頼まれてん。俺行くわ。、どないする??」
「えっ…」
横「もう少しおってもええし、また明日来てもええし」
「えっと……」
村「なら、もう少しおり。コーヒー淹れたるから」
「あっ…はい」
安「なら、俺行くわ。のこと、よろしくな。ほなね」
カランカランッ
横「相変わらず、嵐みたいなやっちゃなぁ」
村「まぁ、あれがヤスやし」
「(笑)」
渋「…俺、ちょっと用意してくるわ」
バタンッ
「…やっぱり、渋谷さんは私のこと嫌なんですかね??」
村「そんなことあれへんで。かなりの人見知りやから打ち解けるには時間かかるかもしれへんけど、エエやつやで」
横「すばるが戻ってきたら、ちょっとこれからのこと話ししよか」