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喫茶∞へようこそ

第14章 崩壊


カシャカシャ…

「…みんな乗り気だったけど、どうするんだろう…」


トントン…ガチャッ

大「ちゃん、おはよう」

「おはよう。今日は亮ちゃんの日やなかった??」

大「せやねん。でも、昨日ヤスと飲んでたみたいで、起きひんかってん」

「なるほど…」

大「そういえば、ちゃんって、風月ちゃんと昔一緒に働いてたん??」

「うん。半年ぐらいかな…。私が辞めちゃったから、そんなに長くは一緒に働いてないんだけどね」

大「問題起こしたから??」

「えっ??」

大「風月ちゃんに聞いてん。人の作品を盗作してコンクールに出したり、上司と寝たり」

「…」

大「そんなことしてたから、居づらくなって辞めたんやろ。ここでも、そんなことしてるん??」

「どういうこと??」

大「横山くんやすばるくん、村上くん達に気に入られようと色気使ってるんちゃうん??」

「そんなことするわけないやん」

大「そんなん、分からへんやん。だいたい、ちゃん1人部屋やし」

「それは最初に部屋決めしたときに…」

大「信じられへんわぁ。…このまま、風月ちゃんと交代してくれへんかな??みんな、そう言ってんで」

「えっ…みんなが??」

大「せやで」

「……」


トントン…ガチャッ

横村「おはようさん」

大「おはよう」

村「風月ちゃんは??」

大「まだ来てへんみたいだけど」

横「朝から、こんな重たい空気でどないしたん??」

大「昨日みんなで話したこと、話しててん」

横「そっか…。なら、話しが早いかもな。ちゃん、もし風月ちゃんがパティシエとして働けそうやったら、辞めてもらってもええかな??」

「えっ??」

村「おーくらから聞いてるんやろ??俺らもそんな子と働くのはちょっと…」

「……わかりました」


カランカランッ

風月「おはようございます。遅くなってすみません」

大「大丈夫やで」

村「なら、さっそく始めよか」

風月「はい‼」

「…」
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