第14章 崩壊
ザワザワ…
カランカランッ
横渋村丸錦大「いらっしゃいませ‼」
風月「また来ちゃいました」
丸「風月ちゃん、いらっしゃい。今日は1人??」
風月「そうなんですよ。休憩時間が合わなくて…。今日は、カウンターにしようかな」
丸「カウンターなら、あいてるところどうぞ」
風月「は~い」
錦「風月ちゃん、いつものでいい??」
風月「はい」
村「おっ‼いらっしゃい。すっかり常連さんやな」
風月「だって、ここのランチ美味しくって」
大「ふふっ(笑)ありがとう」
風月「いいえ~☆ところで…ここで働いてるのって、8人だけなんですか??」
村「せやで。今は、バイト雇えるほど余裕ないし」
風月「調理は2人いるけど、パティシエ1人って大変じゃないですか??休憩とか…」
渋「ちゃん、そうなん??」
「えっ??そんなことないよ。亮ちゃんとか手伝ってくれるし」
風月「そうなんですね…。私もここで働きたいなぁ…」
村「そういえば、風月ちゃんもパティシエの資格もってるんやんな」
風月「はい。だから、さんも少しは休めるんじゃないかと…」
横「でも、まだコイツらにもバイト代出せてない状態やし…」
風月「そうなんですね…だったら、お菓子って朝に作ってますよね??それだけでもやらせてもらえないですか??」
錦「ちゃん、どうなん??」
「…私、全然ムリしてるとかないんだけど…」
風月「みなさんに認めてもらえるまではバイト代なくても大丈夫ですから。それでもダメですか??」
横「すばる、どうする??」
渋「そこまで言うなら、明日の朝、一回作りにおいで」
「ちょっ‼すばるくん‼」
風月「やったー‼」
「……」