第11章 はじめてのお休み

渋「あ゛～、今日もしんどかったわ」

村「イヤイヤ…あんた、皿洗いしかしてへんやん」

渋「おまっ‼ホールなんか出たらどんなになるか分かるやろ」

安「渋やんより亮の方が大変やったんやない？？」

錦「あれ、毎日なん？？(苦笑)」

村「人によるんちゃう？？たつとか全然ないし」

大「あ～…。俺はキッチンにいて客と接することないから」

渋「せや‼おーくらもホールやったらええねん‼」

バシッ
村「たつがホール立ったら、誰がキッチンすんねん」

渋「たっ‼ヒナがやったらええねん」

横「すばる、ヒナであかんかったからおーくらにキッチン任せたんやろ」

渋「……お前ら、誰かできひんのか！？！？」

安「ムリー」

丸「そんなん、ムリにきまってるやん」

錦「…(苦笑)」

渋「……」

村「すばる、諦めやー」



カランカランッ

横渋村丸安錦大「おかえり～‼」

村「暑かったやろ～」

丸「なんか、いいものあった？？」

「……」

横「ちゃん？？」

安「‼」

「…あっ…ただいま」

丸「どうしたん？？なにかあったん？？」

「ううん、なんもないよ…」

渋「にしては、出ていったときと正反対の顔してるけど？？」

「ちょっと暑さにやられちゃったのかも(苦笑)」

大「せやったら、明日も休みやしゆっくり休んだら？？」

「うん。そうする」


ガチャントントンッ…

横渋村丸安錦大「……」

大「大丈夫かな？？」

横「暑さでって言う雰囲気ではなかったやんな？？」

丸「せっかくの休みやったんに…」

村「なんかあったんかな？？」

渋安「……」

錦「でも、本人が話してくれるまではそっとしておいた方がよくない？？」

横「せやなぁ…」