第9章 オープン前日
カランカランッ
横安「ただいま~」
村大「おかえり~」
村「結構な量やな。大変やったやろ」
安「平気平気‼」
横「すばるは??」
大「寝てんで。起こしてくる??」
横「や、ええわ。ここんとこ色々ありすぎて疲れてるんやろ。ゆっくり休ましたり」
村「明日からしっかり働いてもらわんとあかんしな」
「看板できた??」
大「できたで。……ほらっ」
安「あれ??1,000円って言ってたっけ??」
村「たつに言われて気付いた。まあ、これぐらいが妥当かなって」
「普通のランチセットよりお得だよね」
横「まぁ、まずは毎日完売させることやな」
村「コーヒーいれてるから、買ってきたもん冷蔵庫になおしてき」
「は~い」
大「俺も手伝うわ」
「ありがとう」
安「信ちゃんのコーヒー、やっぱり美味いなぁ」
大「俺らはまだまだやんな」
村「そんなことないで。ただ、1週間で抜かれたらたまったもんやないわ」
「明日、お客さん来てくれるかな??」
横「俺とヤスで頑張ってビラ配りするわ」
安「よこちょ、頑張ろーや」
村「たつとちゃんはほぼキッチンやから、俺とすばるでホールは頑張るわ」
「すばるくん、大丈夫かな??」
村「心配せんでも大丈夫。すばるはやるときはやるやつやから」
横「まあ、やらんときはとことんやらんけどな」
横村安大「(笑)」
大「いよいよやねんな」
「あっという間だったね」
安「忙しくなってくれたらええね」
横「俺らもしっかりせなな」
村「一番しっかりしてもらわなアカンやつが肝心なときにおれへんけどな」
横村安大「(笑)」
横「みんな、明日からよろしくな」
村安大「こちらこそ」