第8章 引っ越し
「こんなもんかな」
ピンポーン
「は~い」
ガチャッ
安「荷物運びに来たで~」
「章大、忙しいのにごめんね」
安「全然大丈夫やで~‼…って、荷物ってこれだけなん??」
「そうだよ」
安「なんか、少なない??」
「あ~…いろいろ整理したらこれだけになっちゃって」
安「昔使ってた物とか??」
「もともと物は少なかったけどね(苦笑)」
安「そっかそっか‼よこちょ達が車で来てくれるって。マンションの下に着いたら連絡くるからもうちょっと待ってな」
「なんか、申し訳ないね」
安「これから一緒に働く仲間なんやし、年上3人には甘えてええねんで。それに実はあの3人、女の子に頼られて嬉しいねんで(笑)」
「(笑)」
♪~♪~
安「はいは~い‼着いた??…もう荷物まとめてくれてるから、上がってきてくれて大丈夫やで。…ん??部屋番号??…808号室やで。よろしく~」
「来たね(笑)」
ピンポーン
「は~い」
ガチャッ
渋「ちゃん、引っ越し手伝いに来たで」
「みんな、ごめんね」
村「ええねんええねん‼みんなでやったらすぐやろ」
横「えっ…荷物ってこれだけなん??」
「そうだよ~」
渋「少なない??」
「章大と同じこと言ってる(苦笑)」
村「気を使って少なくしたん??」
「そんなことないよ。もともと物が少なかったから」
渋「あっ‼前に言ってたイーゼルってあれ??」
「そうだよ。あんまり使ってないから、壊れたりとかはしてないはず」
村「たつが喜ぶな」
横「よし‼こんだけやったら、1往復で終わりそうやな。サッとやってしまうで」