第2章 新しい一歩
「みんな知り合いなの??」
村「せやで。元々俺らが幼馴染みで、高校の後輩が丸と亮とヤス。で、すばる・丸・ヤスと一緒にやってるバンドのメンバーがたつ」
渋「なんやかんや言って、年は違うけどいまだに仲良くしてんねん」
「なるほど‼」
村「連絡したら丸なんかすぐ来るから、ホンマ決めてから連絡せんとあかんな」
横「こればっかりはすぐにこれって決められへんから、ちょっと時間もらってもええ??」
安「OK~‼大体のイメージ決まったら言ってくれたらデザインするし」
横「ホンマごめんなぁ…」
「外観はまた考えるとして…章大、ちょっとこれ見て‼」
ドサッ
安「ん~??ビラ??」
「そう。これをずっと配ってたみたい」
安「…よこちょ、これはあかんよ」
横「そんなん言われても、俺らじゃこれが限界やってん」
「誰が描いたん??」
渋「…オレ…」
安「画伯が描いたんやったら仕方ないか…」
「仕方ない??」
村「すばるの絵は昔から独創的やからわかる人にはわかるんやけど…」
「わからない人には分からない…と」
渋「そんなんしゃぁないやん‼横もヒナも描こうとせぇへんのんやから、仕方なく描いてん‼」
安「(笑)せっかくの渋やんの絵やけど、新しく作り直そうか。、ノートパソコン持ってない??」
「家にはあるよ」
安「それに、チラシ作れるソフト入ってたやんな??」
「うん…」
安「ごめんやけど、明日、持ってきてくれへん??」
横渋村「明日??」
安「うん。あかん??」
「や、あかんくないけど」
村「お前、明日もくんのか??」
安「あかん??」
渋「あかんくはないけど、暇なやっちゃな」
安「空いてる時間に友達の手伝いしてるからええねん。それに、信ちゃんのコーヒーのみながら1から作っていくって楽しいやん‼」
横「1からではないけどな」
安「ほぼ1からやん。毎日楽しいわぁ(笑)」
村「相変わらずヤスにはついていかれへんわ(苦笑)」
横渋「(苦笑)」