第19章 Trick or Treat
カランカランッ
「「Trick or Treat‼」」
丸「あっ‼きたきた。は~い」
安「えらいデカイ入れ物持ってるんやね」
「たくさん貰えるようにって買ったんです」
丸「でも…これからやんね??」
「これからまわるんですけど、おかんがここから行けって」
丸安「??」
「ここのスイーツ美味しいから、絶対手作りのお菓子もらえるはずやって」
安「つまり、お母さんたちが食べたいから来たんや(笑)」
「「はい‼」」
丸「よく考えられてんなぁ(笑)」
「でも、俺らの狙いは会長さんの所なんです」
安「なんで??」
「会長さん、毎年おっきなお菓子袋用意してくれてるんで。だから、僕たちも早く行かないと‼」
丸「そっかぁ(笑)気をつけてな」
「は~い‼」
「ありがとうございます‼」
カランカランッ
渋「相変わらず会長は自分が一番やないと気がすまへんみたいやな(笑)」
「まあ、子供は質より量だからね(笑)」
大「俺は、量も質も必要やで」
錦「ただのわがままやん(笑)」
渋「(笑)」
安「でも、子供っていいよなぁ。あんな格好して可愛い可愛い言われるし」
丸「やっさんも可愛いで??」
安「ちゃうやん。なにしても可愛いってこと」
丸「その意味だけど??」
安「……小学生かっ‼」
渋錦大「(笑)」
「来年もみんなで過ごせたらいいね」
大「せやなぁ」
渋「1年ってあっちゅう間やからな」
錦「すばるくんが言うと妙な説得力が…」
渋「お前らより、長く生きとるからな」
丸「たった2年やん」
安錦「3年??」
大「4年~‼」
渋「うわぁ…リアルに言われた」
丸安錦大「(笑)」
村「お前らー‼なにしてんねん‼」
渋「お前ら、ゴリラが怒りだしたから散れっ‼」
丸安錦大「は~い(笑)」