第2章 ヒソカとの出会いと試験開始!
~回想~
それは、仕事が終わり、帰ろうとしたときだった。
ハッキリ言って、そのときの私の機嫌は、ものすごく悪かった。
クライアントに殺し屋を差し向けられ、殺してしまったのだ。
跡形もなく …………
勿論、殺し屋も
そんなときだった。
「君が世界一の情報屋といわれる奴かい?」
奴は、音もなく私の目の前に現れた。
相当な使い手ね…………
最初、会っただけで、そう確信した。
「アンタ…………
誰?」
私は、少量の殺気をこめた瞳で奴を睨み付ける。
「僕は、奇術師ヒソカ」
笑みを浮かべ、名乗った。
「で、その奇術師さんが何の用?」
妖しい笑みを浮かべるヒソカに警戒心を持つ。
「やだなぁ
ヒソカでいいよ
君をみてみたくて、会いに来たんだよ♪」
ニッコリと笑みを向けられる。
私は、背を向け、この場から立ち去ろうとする。
シュっっ!!
数枚の念を纏ったトランプが飛んできた。
私は、堅で防御する。
「へぇ、結構やるんだね♪」
楽しそうに笑みを浮かべている。
「そっちがそのつもりなら、容赦しないわよ」と練をする。
「うーん♪
噂以上の代物だ…
君もおいしそう♪」
そう、意味不明な発言をした。
そして、何のつもりか、私の頬にキスを落とし、去っていった。
「なんだったの…」
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