第11章 襲来
恵土は無論、普段の姿に戻り
日向家へ戻ってきたわけなのですが…
ケロロ「何ですとぉ!!??;」
基地内で、とある知らせを見て
驚愕する軍曹がいました…
モア「どうしたんですか?おじさま」
ケロロ「大変であります…
モア殿!今すぐ全員を緊急収集であります!!」
モア「え?」
「襲撃!未知なるモンスターであります(敬礼」
ちょうどその頃、日向家では…
恵土「え?学校?」
冬樹「行く気ない?
恵土ちゃんなら、すぐに首席とれるよ!(微笑&拳握る」
恵土「でもなぁ…めんどくさい」
何故そういう話になったかというと…
夏美「どれぐらい学力があるのかしら?」
そんなふとした疑問に対し
冬樹や夏美が受けたテストを解かせてみればという発想に辿り着いたようで
その結果、全て満点をとりました…
ですが、本人にその気はかけらもないようで…
恵土「こういう問題は、もう3~4歳の時に叩き込まれたよ。
5歳で既に大学レベルの知識は全部叩き込まれたし」
冬樹「すごっ!!;」
夏美「じゃあ…
東大受験の問題あるから解いてみて(微笑」
そして実際に解かせてみたら、全問正解
それ故、絶対学校行くべきだという話に飛躍したそうです…
恵土「え~;
学校はいじめを受けに行く所でしょ?;
あんなの、差別と迫害の象徴だよ;」
冬樹「ええ!?;
…そこまでひどかったの?;恵土ちゃんの学校;(汗」
恵土「少なくとも私の時は
そこで村人全員からディスられ続けてた」
冬樹「…;ああ;
そういえば、そういう風習があったんだっけ;
助けることは悪じゃないのに;」
恵土「その事件(恵土の父親を
村長とその妻=恵土の父親の両親が助けたこと)がきっかけで
母親の方の姓を名乗ることになった。
それが田中」
冬樹「へぇ~。
じゃあ、もともとの名前は何だったの?」
恵土「…飛龍」
冬樹「ひ?」
恵土「飛龍 恵土(ひりゅう けいと)。
飛龍の村に、長き時から続く村長しか名乗れない名字だ」