第11章 襲来
夏美「でも、それって…
飛龍以外じゃ使うのって無理なの?」
恵土「ん~。どうだろ?
心の清らかで正しい人には見えるらしいし;
まあ、持つことができるかは
その日本刀に認められた者だけらしいし…
それでもって、力の一体化が出来てから
この血にまで、その神の力が宿るようになって
血を一滴たらすだけで、半径500km全ての植物が蘇ったわけだし…
だから、村長の一族から外されれば
化け物呼ばわりされても、当然かもな^^;」
ドロロ「なるほど。
触るのも嫌がられていたという理由は、それでござったか」
恵土「そういうこと」
冬樹「っていつからいたの!?;」
ドロロ「つい先ほどから聴いていたでござる。
なかなか、村のこととなると話してくれんでござるからな(二度頷く」
夏美「…何か言いなさいよ、せめて;」
冬樹「あはは^^;」
その後、秘密基地では…
ドロロ「!誠でござるか!?」
ギロロ「そうとすれば、すぐに帰らねばいけないではないか!」
ケロロ「そう…
相手はあの、何でもエネルギーを食らう最強の生物…
ダークネスドラゴンの一族の、最後の生き残りであります」
タママ「でもそれって…
確か、住む星が突然起こした爆発で
全滅したはずじゃ…;」
ケロロ「そうであります。
銀河の果ての果て、行き着いた所に
その輝かしい星はあった。
昔は、セイントドラゴンばかりが住まい
聖なるドラゴンの集まりだったでありますが…
星の寿命が尽きて、住民もろとも死に果てた…
そのはずだったでありますが…
確かにこれは、ダークネスドラゴン
文献にしか載ってない、幻の生き残りであります」
モア「っていうか~超常現象?」
クルル「もともとは聖なる存在だったが
闇に堕ちた時、ダークネスドラゴンになるって聞くぜ?」
ドロロ「つまり…
家族も仲間も失い、闇に堕ちてダークネス化したということでござるな…」