藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第9章 ♡Story33♡ キャンプファイアー
それから約30分が経ち...
「やっばぁ!まさかの完売!こんなの初めてじゃない!?」
「うん!みんなすごいよ!」
「半分以上は百合のおかげのもんよ!
キャンプファイアーが終わったら打ち上げよ♪」
「キャンプファイアー?」
「ちょっ百合!前に言ったでしょうが(笑)」
「ごめん忘れてた(苦笑)」
「ふふふ......ねぇ百合、ちょいちょい!」
美香が手招きをし百合を呼ぶ。
「美香ちゃんなn..『七華祭恒例最終イベント、キャンプファイアーを実施します!
校庭で実施しますのでぜひお集まりください!』...美香ちゃん、どうしたの?」
「ううん!校庭に行ってから言う(笑)」
(ギリギリまで内緒にしておこ♪さっきは二人をふたりっきりにできなかったしね!)
「なにそれ!?超気になる!」
「あー、多分美香ちゃんが言おうとしたのはふぉ.."ドスッ!"いってぇ!(泣)」
美香が徹平の足を蹴る。
ボソッ
「徹平さん、余計なこと言わないでください!」
「だってさっき言おうとしてたじゃん......」
「いいですから!女心わかってませんねぇ......(怒)」←
「何か酷いっ!」
「......美香ちゃん、一体何を言おうとしたの?」
「内緒内緒♪」
(ふふ......最終イベントが楽しみ♪)
「「何にやけてんだしアイツ......」」
陸と玲は不思議そうに見るのだった。
「向こうで何話しているんでしょうね......」
「さぁ......生徒の考えていることはよくわかりませんからね。」←
また太輔達も不思議そうに見るのだった。
「ふふふ......」
「二階堂君、一体何をにやけてんの?」
「も~しや......アレのことだな♪」
「二階堂、アレって何のことだよ。」
宏光が首をかしげながら言う。
「ふっふふぅ......後のお楽しみですよ、藤ヶ谷先生♪」
「はぁ?」