第8章 ♡Story３２♡　ふたりっきりの密室

陸side


「......団司さん！」



「はぁ、はぁ......なんだ？」



(やっべぇ超疲れてる......(汗))
「ちょっとお話があるので、そろそろ休みましょう(苦笑)」



「......わかった、この着ぐるみはどうするんだ？」



「それは玲に着てもらいますから安心してください。」



「相谷君が？」



「はい。」



「団司さん、俺がばっちりこなししますから安心してください♪」



「......着ぐるみの中は疲れるぞ。」



「それも承知の上っすよ。」











着ぐるみを交換し......



「はぁ......」



「おめぇめっちゃ汗だくだな(笑)」



「るっせぇ......なんでお前までいんだよ、志村。」



「俺は陸に話があるって言われたから来たんだよ......ってか陸！」



「はい？」



「......百合ちゃんいなくね？」←



「今頃ですか！？」



「そう言えば......見かけてないな。」



「まぁ団司さんは知らなくても無理ないですね(苦笑)
徹平さんは知っててもおかしくないと思うんですけど......」



「わりぃ気付かなかった(笑)」



「はぁ......陸、話って？」



「百合、2時間以上休憩に行ったまま帰ってきていないんです。
携帯も忘れて、連絡が付かない状態なんで......」



「それが何か問題でもあるのか？」



「百合にしては遅すぎるんです。アイツ、色々と世話焼きな部分もあるので
そんな長い時間休憩するとは思えません。
藤城柊さんも一緒に行きましたから、二人揃って長いするとも......」



「そうか......」



「それで、藤ヶ谷先生達とA.N.JELLの方達が探しに行ったんです。」



「マジで！？ってか来てたの！？」



「え、えぇ......(汗)」



「......俺らも探しに行こう。行くぞ志村......」



「お、おう！」
(なんでコイツが仕切ってんだし！)