藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第8章 ♡Story32♡ ふたりっきりの密室
またまた歩いていくと......
「......現れないね。」
「そうですね......」
油断していると......
『お前ら食べちゃうぞ......』
「「っ!?」」
((まさか......)
二人の後ろから声が聞こえてきた。
振り向いてみれば......
『ぎゃおぉぉ!』
顔全体から血が出ているグロテスクな名前不詳のお化け......
「っうわぁぁ!!」
さすがに冷静を保っていた柊も限界のようだった(苦笑)
「きゃあぁぁぁ!!」
ぎゅうぅぅぅ!!
「っ!//////」
あまりの怖さに咄嗟に柊に抱きつく百合。
「こんなに怖いって聞いてないよぉ!!(泣)」
お化けに強いと言う百合さえもさすがに怖かったもよう......
「っあの、百合ちゃん......」
「ぁ、すいません柊さn..『こぉのぉ...リア充がぁぁぁ!』←...ぎゃあぁぁ!」
ぎゅうぅぅぅ!!
「っ//////」
離れようとした百合だったが、
お化けが近くまで脅かしに来て驚き再び柊に抱きつく。
「無理無理無理無理無理むぅぅりぃぃぃぃ!!」←さっきの余裕は何処に?(笑)
「っ百合ちゃん、大丈夫だから......次進も?
あと少しで、ゴールだから...//////」
「は、はい......(涙)」
「っ......手、離さないでね?」
「はぃ......」
(先輩達のお化け屋敷怖すぎっ!(泣))
柊は百合の手を握りゴールに向かう。
ゴール手間前には景品であるお菓子の詰め合わせセットが置かれていた。
「これで終わりだね。」
「はい、何とk..『がおぉぉ!』きゃあぁぁ!!」
お菓子を取り出口から出ようとした時、
すぐ横からティラノサウルスを被った脅かし役の生徒が出てきた。
『最後までありがとう......』
そして手を振って2人を見送った。
「は、はい......(涙)」
(不意打ちずるすぎる......)