藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第26章 ♡Story49♡ グアム旅行
「ったく、どんだけ日本人狙われやすいんだよ......」
「太輔、ここ日本じゃないから異様に強気だね(苦笑)」←
「日本だと、そう簡単に言えねぇよ(苦笑)
まぁ人もいねぇし......」
「といっても思いっきし元ヤン出てたよ。」
「......出てたか?」←
「無自覚ー(苦笑)」
「お前が言うな。」
「(笑笑)
でも助けてくれてありがと(笑)
あの人、そこまで悪い人には見えなかったから何もあそこまでしなくてもなぁ(苦笑)」
「あれくらい言っておかねぇとまたやらかすだろ。
ほら、ジュース、どっちがいい?」
「オレンジ!」
「ほらよ。」
「テンキュー!」
百合は太輔からジュースを受け取った。
「まさか俺が目を離した隙にナンパされてるとは思ってもみなかったよ(苦笑)
やっぱお前、単独行動禁止だな。
初日からナンパされてるようじゃ、この先思いやられる......」
「......喧嘩すれば?(笑)」←
「アホか(怒)
いくら海外だからって教師が喧嘩するわけねぇだろ、どこの熱血教師だよ......」
「ヤンクミとか仮面ティーチャー(笑)」
「俺を勝手にドラマの人間にするな。」
「でも太輔、意外にも仮面ティーチャー似合うかもよ。」←
「......。」
「まぁ冗談はさておき!
明日は海でしょ?その他にもどこか行くの!?」
「ホテルから1時間走ったあたりに、にでかい滝があるみたいなんだ。
そこに車で行ってみようって思ってる。お昼はこっちで食べる予定。」
「それいいね!
明日から楽しみ~♪」
「明日、海でまた変な奴に声かけられないよう注意しろよ。」
「わかってる!万が一の場合は太輔に助けを求めるから(笑)」
「俺だってすぐ対応できるってわけじゃねぇからな?
ある程度は自分で守れよ。」
「はーい!」
「じゃあそろそろホテルに戻るぞ。」
「うん!もうお腹ペコペコ(笑)」
こうしてふたりはホテルに戻っていった。