第25章 ♡Story４８♡　クリスマス

「もしかして......これですか？」



店員はちょっと上のブースに置いてあった白いニーハイブーツを手にとった。



百合らしいピンクのリボンも飾ってあるものだった。



「ぁ......そうですね、それがいいって、言っていたので......」




「こちら、１０代２０代を中心に当店の人気商品なんですよ！
ほら、こちらの有名なRABBIT雑誌にも掲載されているんです。
丁度、百合ちゃんが雑誌で履いていたものと同じなんですよ♪」



「っえ゛！？
あ、そう......なんですか(苦笑)」
(マジかい......汗)



「やっぱり人気モデルさんですからね♪
ちなみに、色違いの黒でシオンさんも履いてるんですが、
こちらも人気商品の一つなんです。やはり白にいたしますか？」



「そう、ですね......これでお願いします。」



「かしこまりました。
クリスマス仕様に包みましょか？」



「お願いします。」



こうして太輔は無事プレゼントを買い終わった。





「......プレゼントは、夜渡すか。
ってか、これじゃあいくらなんでもバッグに入らねぇな(苦笑)」
(とりあえず、車の後ろにでも置いとくか)













＿自宅マンション



「ただいま。」



「おかえり太輔！どこに買い出し？」



「色々と。」



「......のわりには荷物ないよ。」



「......旅行の手続き、してきた。」



「マジで！？やったぁ！
いつ行くの？さっき涼介さんからline来てもう明日から１週間の休みもらったの！」



「ならよかった。急だけど、明日。」←




「は、はや！？そこまで早いとは(汗)
でも大丈夫だよ！」



「じゃあ旅行行く準備すましてから外出するか。
それでも十分遅くねぇからな。」



「はーい！
もう最高のクリスマスプレゼントだよ！」



「......。」
(プレゼントは、別なんだけど......汗)