藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第25章 ♡Story48♡ クリスマス
12月24日、
スマスマ運動会も無事放送され、映画の撮影も順調。
そして百合は冬休みに入った。
「ねぇ太輔!今日はホワイトクリスマスだよ!」
24日クリスマスイブ、雪が降っていた。
「ホントだな、東京にしちゃ結構珍しいな。」
「東北や北海道はもう雪が凄いんだってね!」
「みたいだな。」
「そう言えば、この間もらったグアム旅行券はどうするつもりなの?」
「ん?あぁ......まぁ行くなら冬休みだろ、俺は有給取れっけど......
お前はそう簡単にいかねぇだろ(苦笑)」
「いや!そうでもないかもしれないの!
涼介さんに相談すれば、1週間の休みをもらえるみたい!」
「ふぅん......でも映画の撮影はどうすんだ?」
「映画も順調だって監督さんが言ってたから、大丈夫だと思うよ!
柊さんも、メンバーさんと一緒に旅行行きたいみたいなこと言ってたし......」
「とりあえず山田君に相談ってところだな(苦笑)」
「だね(苦笑)
ねぇ!話が落ち着いたらイルミネーション見に行こうよ!
イルミ始まるまでまでどっかブラブラしたり......
せっかくの、クリスマスイブだし!」
「あぁ、それで構わねぇぞ。
夕飯は、どっかのレストランで外食でもすっか......」
「やったぁ!♪」
「でも俺は、ちょっと買い物に行ってくるわ。
その間に話はつくだろ?」
「うん、そうだね!
いってらぁ!」
そして太輔は何を買うのかわからないが買い出しに向かった。
「私は涼介さんに電話っと......あ!そう言えば......
マフラーまだ編み終わってなかったや(苦笑)
編みながら電話でもしよ......」
百合は早速電話を涼介にかけた。
『もしもし百合ちゃん?
今日はホワイトクリスマスだよ!外見た?』
「はい!明日積もってくれるといいですね!」
『東京で雪が積もるってことは滅多にないよぉ(苦笑)
にしても今日はどうしたんだい?』
「あ、はい!実はですね......」
百合はスマホを耳と肩で抑えながらマフラーを編んでいた。