藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第24章 ♡Story47♡ 大運動会
「じゃあ、行くよ?いち、にの......さん!」
百合の掛け声に合わせふたりは大縄の中へ入っていった。
そして見事一発で成功。
『っ中居チーム!一発目でクリア!
まだ...まだ...まだ飛び続けております!』
「っおい......どのタイミングででんだよ(苦笑)」
「っいつでも(苦笑)
引っかかっても問題ないし(笑)」
しばらく飛び続けたふたりはやっと縄から抜けた。
『このまま中居チームは1位をキープし続けることはできるのでしょうか!
続いて難関は愛のラケット便!ラケットにボールを挟んでいくという単純競技!
ですが、油断すると落としてしまいますから気をつけてくださいねぇ♪』
「比較的簡単だな。」
「うん!でも油断大敵、しっかり支えててよね?」
「はいはい。」
こうしてラケット便は何事もなくゴール、だがレースはまだ続く。
『続く競技がラスト!最後は2人でサンドイッチ、
お互い向い合せで風船を挟んで運ぶだけ!
中居チーム、ここを逃げ切ればぶっちぎりの1位でフィニッシュとなります!』
「よし!一気にゴール目指すぜ!☆」
「油断すると抜かされるぞ。」
「わかってる!えっと、中居チームの風船はピンクだったね!」
百合はピンクの風船をお腹に挟んだ。
『ですがポイント地点にては風船を割らなくてはいけません!』
「えぇぇ!?聞いてない!」
『もちろん手を使ってはいけません♪』
「ぅ、うぅ......」
「とにかく、ポイント地点まで行くぞ。」
「っそうだね!」
気を取り直してポイント地点に向かう二人。
ポイント地点までは無事着いたが...
「っ怖い!お腹で割るのとか無理!(涙)」
「これじゃいつまでもゴールできねぇだろ(汗)
お前も、腹に力入れろ。」
「っ...ぅ、ぅん......」
_バンッ!
そしてなんとか無事風船を割り、二人はそのままゴール。
『ゴールインしたのは圧倒的差を見せつけた中居チーム!
初対面とはいえかなりの連係プレーを見せてくれました!』
「っ初対面、か......(汗)」
「一緒に住んでるけどねぇ(汗)」
そしてその後も続々とゴールインしてきた。