藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第22章 ♡Story45♡ 本当の気持ちを...
_それから15分
_コンコン「櫻井です、入りますよ。」
一段落したであろう翔が再び部屋に戻ってきた。
「っ櫻井先生!」
「皆さん、百合さんとはちゃんとお話できましたか?」
「はい、ありがとうございます。
おかげさまで、百合が前と同じように戻っていました。
本当に、ありがとうございました。」
太輔は翔に頭を下げた。
「当然のことです(微笑)
皆さんこの後はどうなさいましょうか?
お時間も遅いですし......各自宅にお送りしましょう。」
「っそ、そんな申し訳ないです!
櫻井先生は良くしてもらってばっかりですし......」
「お気になさらず(微笑)
既に準備は整っております。」
「「「「早っ!」」」」
となわけでそれぞれ自宅に送ってもらった一行。
ちなみに百合は......
「お前は、家族のとこに帰ったほうがいいんじゃないか?
ほとんど会える機会がなかったんだから、久々に自宅に泊まったらどうだ?」
「うーん......それもそうか......」
「......いっそのこと、太輔君も来たらどうだ?」
「え゛!?」
百合の父、裕志がとんでもない事を言った。
「それがいいわ!百合のベッドは比較的広いから、
二人くらい大丈夫でしょ!」
「っちょ母さん父さん!正気!?」
「そ、それって......一緒に寝るって、こと?(汗)」
さすがの百合も冷や汗をかいていた。
「夫婦となれば一緒に寝るのは苦じゃないでしょ(笑)」←
「っだからふたりはまだ結婚してないし!
なんでうちの親はこう変に心が広いの!?」
「「......(固)」」
「まぁゆっくりしていきないさい!」
「えっと、さすがにそれは......(汗)」
「......もう遅いから、今日1日は、いいんじゃない...かな?」
百合は顔を赤らめながら呟いた。
「え゛!?
お、おま何言ってんだよ......(汗)」
「まぁまぁ、百合もこう言ってるんだからゆっくりしていきなさい(笑)」
「は、はぁ......(汗)」
こうして押しに負けた太輔なのであった。