藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第22章 ♡Story45♡ 本当の気持ちを...
「なになに!俺らの心配?」
「志村さん......あの、志村さん達はもう、学校には来れないんですよね?」
「......へ?」
徹平は笑顔で固まっていた。
「もうこのヤラカシ事件は解決しました。
おふたりは、この為にわざわざ学校に来てくれました。
けど......も学校にはこれないってことになるんですよね?」
「......百合ちゃん、急にどしたの?(苦笑)」
「ちょっと、気になったもので......」
「徹平君達は、もう百合と学校には行けなくなるのか?
百合、かなり楽しそうに登校してたし......」
「うーん......それは上から何も言われてないんでなんとも(苦笑)
でもそうなると寂しいなぁ......せっかくクラスに馴染めたのにさ!
なぁ立花!」
「んだよ......」
「俺ら、もう学校には行けねぇのかな?」
「......お前、何言ってんだ?」
「へ?」
再び笑顔で固まる徹平。
「確かに俺らはヤラカシから彼女を守る為に上から言われた。
けど今後、また別のヤラカシが出てくるかもしれない。
だから、俺らは当分まだ学校にいる羽目になんだろ......」
「マジで!?」
徹平は周りをキラキラオーラでいっぱいにしながら喜んだ。
「多分の話だ。
これからも彼女は飛躍していくだろうし......それを考えると、
馬鹿な奴もチラホラって周りに出てくるだろうしな。」」
「さり気なく最後ひでぇ言い方だな(苦笑)」
「っまだ学校にいてくれるんですか!」
「まぁ百合ちゃんが学校に行ける日はね(苦笑)」
「っ!」_パァァ...!
百合は大きく目を開き、アホ毛をくるくるさせてた。←
「よかったなって.......
お前は犬か(苦笑)」
太輔には尻尾を嬉しそうに振っている犬に見えたようだ。