藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第22章 ♡Story45♡ 本当の気持ちを...
「奈央ちゃんと美咲さん、そして社長......いい雰囲気で良かった(微笑)」
「そうだな(微笑)」
「......ねぇ太輔?」
「どうした?」
「っ太輔、さっきは......
好きじゃないって言ってごめん、ネックレスも......せっかく見つけてくれたのに
あんな態度とっちゃってごめんなさい......本当は、
凄く嬉しかったの......」
「わかってる......俺は、お前を信じてるから......」
「ありがとう、太輔......あと、遅くなったけど、
勝手にうちを飛び出してごめんなさい。好き勝手言って、困らせちゃった......」
「......。」
太輔は首を横に振り、百合の首後ろに両手を回した。
「っ......」
そして百合が付けていたネックレス、雅からプレゼントされたネックレスを外した。
その次に、太輔はリングに文字が掘られているあのネックレスを百合の首にかけた。
誕生日の時と同じように......
「ネックレス、今度はちゃんと受け取ってくれるよな?」
「っ......うん!(微笑)」
百合はネックレスを強く握り締め大きく頷いた。
「......(微笑)」
「っ......太輔!!」
_ぎゅっ...
百合は太輔の胸に飛び込むように抱きついた。
「っずっと、ずっと会いたくてたまらなかった!
みんなに嘘つくの、苦しかった!!
でも......でも......」
「こうして会えた......俺も、ずっと百合に会いたかった......
お前がいない間、凄く辛かった......」
「っ太輔......っ」
_ぎゅ...
「いつもの百合に戻ってくれて、凄く嬉しかった......
ありがとな、百合(微笑)」
「っううん......!(微笑)」
「ホント......またリア充に戻りやがった(笑)」←
「北山先生、ここはからかうところじゃないですよ。」
「っ横尾先生......でも俺のキャラ的に(笑)」
「あっそ。」←
「反応薄っ!」