第21章 ♡Story４５♡　婚約披露宴パーティー

「お取り込み中失礼......さっきから話を聞いているけど、
百合は今まで事務所のルールを破っていたってことか？」



「っ中居さん......」



まさかの中居さんがここで乱入......



「......なぁるほど、確かに君は柊と瓜二つ、
デートのやつは柊じゃなくて君だったのかな？」



「っ違います中居さん。あれは本当に僕です、彼ではありません。
僕自身が、彼女を誘いました......」



「けど百合と交際していたっていう事実には変わりはないんだろ？
事務所は、この事を分かっているのか？
今この現状でこんな事を言うのもあれだけどな......」



「っそれは......」



「......当然、言ってないんだろ？それもそうだよなぁ......
なんｓ「その事なら、私は既に知っている......」...？」



「っおじいちゃん！」



ソファーに腰掛けていた栄吉が立ち上がった。



「事務所全員の者が知っているわけではない、この事実を知っていたのは
私と京子、そして涼介だ......」



「......。」



「っ山田君......知ってるって......」



「っすいません藤ヶ谷さん......実は、社長達には交際のことがバレていて......」



「バレていたというより、写真が事務所に送られてきてな。
恐らく、ここの人間が仕組んだんだろう。」



「っそんな......」



「って、社長さんは知っていたのかよ(苦笑)
事実が分かっていても黙認していたんですか......？」



「恋愛禁止の規則に関して、考え直していたところだったのだ。
丁度その矢先、この騒動になってしまってね......」



「片桐社長に、説得を求めたんです。恋愛禁止のルールを変えてくださいって......
だって嫌だったんですもん、

貴方が教師を辞めるのも、彼女はモデルを辞めるのも、
シオンさんと小鳥遊さんみたいになって欲しくなかったから......」



「シオン、お前誰かと付き合っていたのか！？」



「っ中居さん......えぇ、まだ若い頃でしたけど.....
今ここにいる、小鳥遊とは事務所に入所する前から付き合っていました。」



「......。」
(話がどんどん広がっていく......汗)