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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第21章 ♡Story45♡ 婚約披露宴パーティー


それから披露宴は続き、集大成に入った。



「皆さん、今日は誠にありがとうございます。
今回はこれにて、解散といたします。
父上と、母上も、わざわざアメリカからありがとうございます。」



「久しぶりに息子とその婚約者に会えたのだ。
これくらい、容易くない。」



「えぇ、百合さんもとても品がある方ね。
これからは、百合さんとのご両親とも仲良くしていきたいわね(微笑)」






「「......。」」



百合と裕太の両親である裕志と有希子は複雑そうに雅の両親を見た。









「では、皆さんをお送りしましょう。百合、お前も一緒に来てくれ。」



「はい、雅さん。」



百合は素直に返事をし、来場者を見送りに行った。







「百合さん、貴女は有栖川家にとって素晴らしい器の持ち主だわ。
これから、息子をそばで支えてあげて頂戴。」



「はい、奥様。」



「雅、まだ残っている方達がいるが......」



「皆さんは百合の関係者の方達です。
百合と話す時間はないと思ったので、私個人が設けました。
それで、まだ残っていただいているのです。」



「確かに、外交の方達ばっかりだったわね。
貴方、飛行機は明日なのだから、私達も残りましょうか。」



「そうだな、百合さんのご両親とも、ちゃんと話していないからな......
雅、それでも構わないか?」



「もちろん、大歓迎です(微笑)」



「ならよかったわ。
でも私達がいると少し堅苦しいでしょう、私達は一旦席を外すわ。」



「わかりました。翔、父上と母上を居間に案内してくれ。」



「かしこまりました。旦那様、奥様、こちらでございます。」



「よろしく頼むよ。」



「はい。」



翔はふたりを連れ大広間を出て行った。



「では俺も見送りに百合と同じ場所に行くとしよう。
真琴、案内の方は君に任せる。」



「はい、承知致しました。」



そして雅も出て行った。








「では皆さん、あちらの部屋にご案内致します。」







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