第21章 ♡Story４５♡　婚約披露宴パーティー

「......。」



「っおいアンタ......百合に何を吹き込んだんだよ......」



裕太は百合に向けていた線を雅に移した。



「吹き込んだもなにも、これは彼女が出した答え。
ちょっと報告が遅れただけですよ。」



「っざけn.「話を儲ける時間は、ちゃんと取ってありますよ。」...は？」



「貴方方と彼女が話す時間はきちんと設けられています。
お話はその時に......いたしましょう(微笑)」



「っおま「お兄ちゃん......」..っ......」



「お兄ちゃん、雅さんの言うとおりにして。
まだメディアの人もいるの......」



「っ......」



「裕太、ここは一旦出直そう。
お前もあくまで、芸能人なんだからな......」



「っ分かったよ、父さん......」



裕太は渋々そうに返事をした。



「っ百合......また、後で話しましょう？」



「うん、お母さん。また後でね。」



百合は小さく微笑んで裕太達を一旦見送った。











「っクソ......百合の奴、本当にどうしちゃったんだよ......」



「落ち着きなさい裕太。百合と話せないわけじゃないの、焦らずいきましょう。」



「......。」



焦らずって言ったって......



あんな百合を見て落ち着けって言われても



落ち着くことなんて、できねぇよ......










「ちょっと俺、藤ヶ谷先生のとこ行って伝えてくる。」



「わかったわ、他の人達にも私達が伝えておくわ。」



「うん。」



そして裕太は太輔達がいるところに駆け足で向かっていった。