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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第21章 ♡Story45♡ 婚約披露宴パーティー


「っ......」
(百合、本当に辞めるつもりなのかよ......)






「そして、突然の婚約発表...大変失礼いたしました。
この先も、応援してくださってくれると嬉しいです(微笑)」




そしてそれからもスピーチは続いた。















一通り終わった百合はお辞儀をすると、ステージを降りていった。



そして一斉に周りはシャッター音に包まれた。





「皆様、撮影は一旦このへんで終わりです。
スピーチの間、ずっとカメラ相手に緊張していたでしょうからね。」





どうやらテレビで放送される部分は大まかにここまでみたいだ。









「っこれで、百合ちゃんと話せるでしょうか?」



「......わかりません、仮に話す機会があっても......
俺達以外にも沢山人がいますからね......」



「......まだメディアもいます、やっぱこんな状況の中いったらやばいっすよね(汗)」






「メディアの皆様も、今日はお客様......このパーティーを是非ともお楽しみください。
撮影に関しては私か会場にいるSPに許可を取り、
その証明証としてこちらのバッジをお付けください。

もしそのバッジをつけず撮影をしたら、すぐにここから出て行ってもらいます。

よろしいですね?」







「っアイツ、メディアもこのまま居座せるつもりかよ......
こんなんじゃ安心して話なんか......」



「でも俺らが招待された意味は他にもあるはずです。
ここには百合に関係あるほとんどの人が全員招待されています。
なにかしら百合と会うチャンスは何かしらあるはずです。」



ちなみに百合はステージを降りたすぐにある雛壇の所に座っていた。



そしてメディアに説明を終えた雅もその席にやって来て



百合の隣に腰掛けた。









「......まるで結婚式、俺達に見せつけにも見えますね......」



宏光はじっと雅を見ていた。



「......。」



太輔もまた、じっと百合を見つめていた......














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