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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第20章 ♡Story44♡ 出した答え


_招待状が渡る前の前日...


百合side


「......答えを、見つけたのですね?」



「......えぇ、私......」



私が出した答え、それは......

























「私、











































あの人と婚約します......。」



「......。」






本当は嫌だ。







でも私にできることはこれしかない......。









「私が婚約すれば、誰も傷つきません。
ついこないだも志村さんと立花さんを傷つけてしまいました......
これで、

















誰も傷つかないんです......。」




「......本当にそれで、よろしいのですか?」



「私には二つの選択肢しかありません、
それでどちらかを選ぶのは目に見えてすぐわかってしまいますから。

これが、私の正しい選択です。」



「......それで、よろしいのですね?」



「はい、もう決めたことですから......。」



「......わかりました、では。」



「......?」



「婚約の件については私も雅様から聞いております。
それで私は招待状を発行する役目をいただきました。」



「......それが、どうしたんです?」



「......手紙です。
贈る方々に、メッセージを書きましょう(微笑)」



「ぇ......?」



「突然婚約すると言われても戸惑うだけです、
せめて貴女からのメッセージもあったほうがよろしいかと思いますよ。」



「っ招待状って......一体誰に......」



「......もちろん、貴女の恋人や家族、友人、その他の方達も......」



「っ......」



みんな、呼ぶの......?





太輔のことも、
























呼ばなきゃいけないの......?












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