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藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第19章 ♡Story43♡ 招待状


父さんも帰ってきていたので俺は手紙の内容を二人に話した。



もちろんふたりは顔を強ばらせ悲しい顔をしていた。



それもそのはずだ。



なんせ二人は、百合と将来結婚するのは











藤ヶ谷先生だと思っていたから......。










俺もそう思っていた。



















あの人なら認められる、



あの人なら百合を任せらる。





このことはふたりの交際を知っている人達なら分かることだ。



あのふたりは別の人を愛せない、ふたりの絆はそれくらい強い。







なのになんでアイツなんだ......?




もちろん百合が何かしら脅されているなんていうことは目に見えてわかる。



でもこの婚約が決まったら......












百合は結婚してしまう......。


















藤ヶ谷先生じゃなくて、



















あの有栖川雅と......
















なんでこんな事になっちまったんだよ......



アイツが現れなければ百合達も、俺達も、






















こんな苦しい思いはするはずなかったのに......








ねぇ神様......
























なんで神様ってこんなに残酷なの?




















あのふたりが、俺達が何したっていうの......?















神様は、

























本当に残酷だ......。
















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