藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第19章 ♡Story43♡ 招待状
_宴が終わり...
「俺はまた病院に行くよ、藤ヶ谷君はうちでゆっくり休むといい。
今日は君が一番動いていたからね、疲れを十分に取ってくれ。」
「......はい。徹平君達に、よろしく伝えてください。」
「あぁ、ネックレスのことをちゃんと報告するよ(微笑)」
「お願いします......」
「......大丈夫だとは思うけど、帰り道には十分気をつけて帰ったほうがいい。」
「わかりました、おやすみなさい。」
「おやすみ。」
こうして太輔は屋敷を後にし近くのバス停へ向かった。
_バスの中
_ぎゅっ...
「......。」
(百合......必ず、
必ずお前を取り戻す方法を見つける。
だからそれまで、
無事にいろよ......)
太輔は百合のネックレスを首にかけており
自身のネックレスと一緒に握り締めていた......。
_そして自宅付近のバス停に着き...
「なにか入ってんかな......」
太輔がポストの中を開けてみると招待状のような手紙が一通、
入っていた......。
「......なんだこれ?」
(俺の知り合いにまた結婚する人でもいんのか......?
でも誰だ?
まさかの横尾先生とか......汗)
太輔はハテナマークでいっぱいにしながら部屋に戻っていった。