藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第17章 ♡Story41♡ 離れ離れのふたり
百合side
翔と勉強を始めて数時間が経ち...
「それでは休憩にいたしましょう、思ったとおり授業が早く進みました。」
「まぁ基礎問題はなんとか......あとは応用問題ですね(苦笑)」
櫻井先生の授業はワンツーマンでやってるせいか教科書の内容がスラスラと入ってくる。
それにわかりやすいから教科書もスムーズに進んだ。
「なかなかいい筋をしておりますよ(微笑)」
「ありがとうございます(照笑)」
櫻井先生とは自然と打ち解けた、
「マカロンはお好きですか?」
「はい大好きです!」
なぜこんな人が有栖川家に居るのが不思議に思うくらい......
「それはよかった(微笑)
小腹に丁度いいサイズですからね、お召し上がりください。」
「ありがとうございます。」_パクッ
そして百合は早速マカロンを口に運んだ。
「お味はどうです?」
「凄く美味しいです!これどこのお店何ですか?」
「そちらは、僭越ながら私が作らせていただきました(苦笑)」
「う、うそ!?」
(マカロンって結構難しいじゃないの......?)
「お口に合われてよかったです。
今度はどんなお菓子になさいましょうか?」
「っそんなしょっちゅうご馳走になるなんて!」
「私の趣味でもありますから苦ではございませんよ(微笑)」
「は、はぁ......」
(この人ってもしかしてチート!?)←君が言わないの。[壁]_・)チラッ
「明日は3時のおやつとしてケーキを作りましょう。
どのようなケーキになさいますか?」
「ぇ、えぇ......?(汗)」
「シンプルなショートケーキになさいましょうか?」
「あ、はい!」
(思わず返事しちゃった.....汗)
「かしこまりました(微笑)」
「......。」
(この人一体何者!?)