• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第17章 ♡Story41♡ 離れ離れのふたり


「それがどうかしたんですか?」



「いえ......百合の友達の子と一致しそうな名前で......
下の名前とかわからないですか?」



「聞いたことあるような気がするけど......なんだっけなぁ(苦笑)
なんせ大学の時に話したきりっすから(汗)」



「そうですか......」



「でも......なみだか、なおみとか言ってたような......」



「なおみ......なお...奈央......?」



「へ?」



「っ北山先生!もしかしたら美咲さんの妹って......
“片桐奈央”ちゃんのことかもしれません......」



「片桐奈央ちゃんって?」



「百合の友達です、誕生日の時......
俺がプレゼントを買いに行った日に会ってそこから仲良くなったみたいです、
文化祭の時も......有栖川雅と来てました......」



「っマジ......すか?」



「はい......北山先生の記憶が正しいなら、恐らく......」



「っなんか色々と複雑になってきましたねぇ......(苦笑)」



「病院行ったらちょっと美咲さんに聞いてみます......」



「っ俺も、行って大丈夫ですか?
やっぱり、友人としてアイツのこと心配だし......
それに団司君や志村君のお見舞いにも行きたい......」



「わかりました、もしよろしければ......北山先生も一緒に
百合を救い出す方法、考えてくれませんか?」



「もちろんですよ......必ず百合ちゃんを助け出しましょう。」



「ありがとうございます、貴方には本当に助けてもらってばかりだ......」



「困ったときはお互い様っすよ(笑)
じゃあ一旦お弁当でも食べましょうよ、もしかしたら食べてる間に
唐突にいい案が思い浮かぶかも知れないですよ!」



「そうですね。」



こうしてふたりは中庭で昼食をとった。






/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp