第15章 ♡Story３９♡　亀裂と絶望

「っ......藤ヶ谷先、生...美咲、さん......」＿ﾊﾞﾀｯ...



「っ徹平君！！」



徹平君はその場で倒れた......



撃たれたのは徹平君？



っ百合と立花君は......っ！？



ふたりを探そうと辺りを見渡してみると、衝撃の光景を目の辺りにしてしまった......



「っ立花君！！」



俺は急いで立花君の元に駆け寄る。



立花君は腹部から血を流し意識をなくしている状態だった......



「っなんていうことだ......」



そのあとすぐ来た美咲さんは漠然としてある方向に視線を向けた......



「っ兄さん！！！
貴方はどれだけ人を傷つければ気が済むのですか！！！」



「黙れ裏切り者が......
もう目的のモノは手に入った......早く救急車でも呼ぶんだな(嘲笑)」



「っ......」



目的のモノ......っまさか！



「っ百合は......百合はどこにいんだよ！」



肝心の百合が見当たらないのは何でなんだよ......



「もう彼女はお前のもとには戻らないよ(妖笑)
既に俺のモノになったんだ......」



「っ......百合を返せ！！」



「お前は彼女を傷つけたんだろう？(嘲笑)」



「っ......！」



「本当に彼女はお前の元で幸せになれると思っているのか？」



「っ......」



「っ兄の言うことに惑わされるな！
君は何も悪くない！！」



「......そういえば、君達はお互いに
ペアネックレスを持っているんだったね？(嘲笑)」



「っ......それがどうしたって言うんだよ......」



「彼女......」



「......。」























































「自らそのネックレス、そこの海の中に投げ捨てちゃったよ？(黒笑)」




「っ！？」





























ドウイウコトダ......？