藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第14章 ♡Story38♡ 麻井真琴という女
「黙り込むっていうことはやっぱり彼女さん?」
「......なんでわざわざ来たんです?
僕電話の会話聞かれるの好きじゃないってさっき言いましたよね?」
「やぁっぱり気になっちゃうんですよね~(笑)
そんなに知られたくない相手なんですか?」
少しニヤニヤしながら言う真琴。
「っ......(睨)」
「そぉんな睨まないでくださいよ(笑)」
「......早く出ていってください、もうこの際はっきり言います。
貴女とはこれ以上関わりたくない、だから早く出ていってください。」
_ニヤッ「彼女さんが帰ってくるからですか?」
無邪気な笑顔から一変し目を細め怪しく笑う真琴......
「っ違います。いい加減帰ってください、迷惑です。」
「イヤと言ったら?(嘲笑)」
「っ本当にいい加減にしてください......
麻井先生がそういう方だなんて思ってもみませんでした、
出ていってくだs.._ガチャッ......っ!?」
真琴の腕を取り玄関先に連れて行こうとした時丁度玄関のドアが開かれた。
その開かれたドアの向こうには......
「っ...太......輔?」
「っ百合......」
呆然とその場に立ち尽くす百合だった......