藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-
第13章 ♡Story37♡ 有栖川雅
__自宅マンション
徹平達に送ってもらい百合は部屋で宿題をやっていた。
「っまさか、本当に有栖川先生が......」
先ほど衝撃の事実を突き付けられた百合は
まだ頭の中が追いついていかなかった。
__それから2時間後
_ガチャッ「ただいまぁ」
「っ太輔、帰ってきたんだ......」
扉の向こうから玄関が開く音と太輔の声が聞こえてきた。
百合は部屋出て玄関先に向かった。
「おかえり太輔!今日は早いね。」
「あぁ。お前はずっと部屋に居たのか?」
「うん!宿題やってた。」
「ふぅん......全部ちゃんと解けたのか?」
「ちょっと化学でわかんないとこある(苦笑)
だかr..「教えればいいんだろ......」...さっすがぁ!」
「ったく(苦笑)」
宿題を手伝ってもらうのは既に日課となっている。
「こことぉ......ここ!」
「はいはい、これは......」
__20分後
「終わったぁ!やっぱ彼氏が先生っていうのはいいねぇ♪」←
「おいおい......(汗)」
(なんかいいように使われてるような気がする......)
「(笑笑)......あとね太輔!」
「なんだ?まだわからないとこでもあったか?」
「ううん、宿題はもう大丈夫なの......」
「っいきなり浮かない顔してどうした......ヤラカシか?」
「っうん、そのことなんだけど......」
「っどうした?」
「今日、新しい副担任の先生が来て......」
百合は雅のことを話し、美咲のことも全て話した。
「っマジかよ......あの手紙とかも、全部アイツが......」
話を聞いた太輔はすっかり青ざめていた。
_コクッ「太輔を見張ってるっていう人も、有栖川先生の部下の人達だと思う......」
「っ......」