• テキストサイズ

藤ヶ谷先生、大好きですよ?2-SecondSerieS-

第11章 ♡Story35♡ 恋愛禁止の理由


「最初は......?」



「......京子。」



「はい......涼介、これが送られてきた写真よ。こっちへ来なさい。」



「は、はい......」



京子はパソコンを涼介に向け、送られてきたという写真を見せる。



「......っこれ!」



「「......。」」



二人は複雑そうな表情で涼介を見ていた。



「っなんでこんな写真が......」



涼介は目を見開き画面を見ている。



そして驚きを隠せない......。













(これ、絶対に百合ちゃんと藤ヶ谷さんの......)






涼介が見せられたというのは百合と太輔が写っている写真だった。





朝、涼介が百合を迎えに行った時に太輔も見送っているもの。



二人が買い物に行った時のもの。



百合が熱を出した時太輔が百合をおぶっているもの。



さらに文化祭で踊った時のもの。



この他にも多数寄せられていた......。








(っこんな最近のものまで......)



「......百合は、彼の自宅マンションに住んでいるのか?」



「っ......」



「この写真の中にはお前も複数写っている......これは、どういうことだ?」



「......涼介、正直に話して頂戴。私達は本当のことを知りたいの。
この二人は、一緒に暮らしていて貴方もそれを知っているの?」



「っ......」
(こんなんじゃ、仕方がない......)






























「っはい......二人は一緒に住んでいて、
僕もそれを知っている上で行っております......」
(っごめん二人共......)





















俺が守れるのも、ここまでが限界だったみたい......。
/ 429ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp