• テキストサイズ

それでも君がいい。

第9章 記録.9



「翔馬....」

「気安く呼ぶな。もう帰れ!」

そう言い放つ。
と、

「家がないのっ、だから....、ここに住まわせてほしい...」

いきなりそんなお願いをしてきた。
聞き入れる気にもならない。

「無理だ」

「....そう、分かったわ」

彼女は立ち去った。
本当は、受け入れようと思った。

でも、やっぱり無理だった。
母さんは甘やかすと、調子乗る。

そうして父さんともよく喧嘩してたから。

落ち込んだ気持ちで、僕は街へ向かった。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp