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それでも君がいい。

第9章 記録.9



「帰れ!!」

思いきり叫ぶ。
だが、彼女はすがりついてくる。

「お願い、お金、貸して欲しいのっ」

なんなんだ。
捨ててまで幸せに生活したやつが、お金貸してなんてふざけんなよ。

「貸せるお金はない、帰れ!!!」

「そんなっ....、私達、親子じゃない。。。」

「は?他人の間違えだろ」

アイツは僕に言い捨てたんだ。
"あんたは他人なの。他人を養うほど、良い人じゃないのよね"

だったらその言葉、そっくりそのまま返してやる。
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