• テキストサイズ

それでも君がいい。

第1章 記録.1



パタンッ....


「かなわないなァ...」

ドアに寄りかかり、うつむく。
あの笑顔が僕に向けられていないことぐらい分かってるのに。

僕の心は期待してる。

「僕って馬鹿だ」

そばで見守るぐらい、いいよね?

綺麗になる夏芽が七瀬さんのものになったあともその先も。

だって、僕は。

諦められないと思うんだ。

僕はゆっくりと歩き出し、衣装室へ向かった。
/ 146ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp