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それでも君がいい。

第7章 記録.7


「分かった、すぐ用意するよ」

部屋を出ると、七瀬さんが立っていた。

「うわっ」

ドアを開くと七瀬さんが居たもんだから、思わず持っていたおぼんを落とす。

「いって。」

「あ、驚かせてしまったかい?すまない」

慌てておぼんを拾う。

「いえ、大丈夫です」

居るなら入って来ればいいのに。
びっくりするな。

「なんだ、てめぇか。くそ七瀬」

後ろから低い声が聞こえる。
振り向くと、七瀬さんを睨む瑛翔が立っていた。
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