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それでも君がいい。

第3章 記録.3



「...死にたくないっ、翔馬ぁっ....」

外ではしゃぐ子どものように、君も笑って欲しいよ。
苦しみ、ツライと泣き、もう嫌だと諦める。
そんな君を僕は見たくない。

だからどうか、一緒に頑張ろう?

「大丈夫、頑張ろ?」

ごめんね。
こんな情けない僕で。

いつもこんなことしか言えないや。

「うん!」

僕じゃ、支えにはならないのだろうか。

震える手を握る僕の手に、さらに力をこめた。
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